四季それぞれの本当に美味しいフルーツをご紹介いたします。
日本は四季のある国です。そのため、世界でも有数のフルーツ大国とも言われています。その上、日々品種改良が重ねられ、より美味しいフルーツがどんどん誕生しています。その中でも、特に美味しく食べることのできる旬をご紹介いたしますので、ぜひ参考にご覧ください。
春の果物
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苺
甘さやほど良い酸味が人気の苺は、ビタミンCが豊富と、栄養面でも優秀。とちおとめやあまおうなど、品種も様々です。。
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デコポン
清見とポンカンの交雑種で、出っ張った頭の部分が特徴です。強い甘味が人気のデコポンですが、正式な品種名は不知火です。
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伊予柑
名前の由来は、伊予(現在の愛媛県)で栽培が始まったことから。ジューシーな果肉と甘酸のバランスの良さが魅力。
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はっさく
適度な甘味と酸味に、ほんのりとした苦味が好まれる八朔。果皮は厚めですが、皮離れはよいので、食べやすい点も嬉しいですね。
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ネーブルオレンジ
オレンジ類として国内で最も生産量の多い品種で、特に広島県が一大産地です。甘味と酸味のバランスが良く、生食に適しています。
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びわ
琵琶に似た形から名付けられたびわは、オレンジ色のふっくらとした果肉が魅力。昔は食用だけでなく、薬用にも使われていました。
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夏の果物
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さくらんぼ
人気の高い果物で、品種によっては高級なものもあります。爽やかな甘酸っぱさが魅力ですが、早めに食べることをおすすめします。
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メロン
メロンの魅力と言ったら、やはり甘味。さらにメロンに含まれるカリウムは果物の中でも特に多く、身体にも優しい果物です。
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桃
中国原産の桃が日本に伝わり、岡山県で誕生したのが白桃です。ジューシーでなめらかな食感だと、世界でも評価されています。
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アールスメロン
高級メロンの代表格といえるマスクメロンの原種で、上品な甘味と芳香が特徴。また、みずみずしくてなめらかな口当たりも人気です。
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マンゴー
南国フルーツとして有名ですが、昨今では国内の生産量も急増した人気フルーツ。豊富な果汁と濃厚な甘味、特有の香りが特徴です。
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すいか
夏の風物詩であるすいかは、強い甘味とジューシーさ、シャリシャリの食感が人気。一般的には中心部分が甘くなっています。
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秋の果物
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幸水梨
「菊水」と「早生幸蔵」の交雑種で、日本梨の40%を占めます。やわらかい果肉と豊富な果汁、強い甘味が特徴の梨です。
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豊水梨
幸水梨と並んで生産量が多い品種で、日持ちが良い点も特徴です。幸水梨に比べると、甘みの中に感じる酸味が魅力の梨です。
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ルビーロマン
石川県特有の赤系大粒ぶどうの品種です。巨峰並みの甘味を有し、皮が剥きやすく食べやすいため、非常に人気の高い高級ぶどうです。
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柿
「甘柿」「渋柿」「干し柿」と色々な種類のある果物です。栄養面では、ビタミンCが果物の中でもトップクラスの含有量です。
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ぶどう
世界中で栽培されているぶどうは、一説で1万種類以上の品種があるとも言われており、日本では50~60種が栽培されています。
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みつ入りりんご
一般的に冬が旬であるりんごの早生種です。ほど良い酸味と豊かな甘味を有しており、日持ちが良いのも嬉しい果物です。
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冬の果物
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苺/ハウス栽培
苺の本来の旬は春ですが、最も消費されるのはクリスマスケーキなどで多く使われる冬です。今ではハウス栽培で冬にも楽しめます。
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温州みかん
「こたつにみかん」と言われるほど、日本の冬にみかんは必須。ビタミンCも豊富なので、風邪予防にも強い味方と言えます。
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サンふじ
国内で最も多く栽培される「ふじ」を、栽培時に袋をかけずに育てた品種です。しっかりとした肉質と強い甘味が特徴です。
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王林
黄緑色の果皮と、表面の茶色の果点が特徴のりんごです。緻密な果肉と強めの甘味を有しており、酸味は強くありません。
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デコポン/ハウス
一般的には春が旬と言われるデコポンを、ハウス栽培によって冬でも食べられるようになりました。変わらず強い酸味が魅力です。
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キウイ
豊富なビタミンCと爽やかな甘酸っぱさが人気の果物です。冬が旬の国産よりは、ニュージーランド産のキウイが一般的です。
<今では一年中、美味しいフルーツを食べられるようになりました>
苺を例に挙げると、本来の旬は春ですが、クリスマスケーキなどで需要の高まる冬に、ハウス栽培のピークが来ています。
このように、需要に合わせてピークを持ってこられるのも、ハウス栽培の強みです。